さて、今年の生駒祭テーマは暁(はじまり)～新時代の幕開け～」です。 メインテーマは「暁」。あかつきと書いて「はじまり」と読みます。暁には夜明け、と言う意味と物事を完成させた瞬間、という二つの意味があります。　私たち大学祭実行委員会はここ数年、新型コロナウイルスの影響で、大学祭開催が危ぶまれる年を過ごしてきました。少しずつ元の生駒祭を復活させるため、試行錯誤を繰り返し、生駒祭の伝統を絶やさないよう尽力してきましたが、その「生駒祭」が立ち直る姿と日が昇るイメージを連想し、テーマとして掲げています。そして夜が明けそこから一日が始まるように、今年の大学祭を起点として来年度以降もこの「生駒祭」が成功してほしいという気持ちも込めています。加えて、大学祭実行委員会では、テーマを見た方・来場される方全員が私たちと同じ気持ちで大学祭に参加してほしい、そのような思いを込めて「始まり」ではなく、「暁」と書いて、はじまりと読むことにしました。サブタイトルは「新時代の幕開け」ですが、第７５回を舞台の幕開け、今年度以降の生駒祭を演目として、今年度、来年度と続く生駒祭に期待してもらいたいという願いを込めました。また演目の内容ですが、直近の２年間とは異なり、フレッシュな気持ちをもって臨みたいと思っています。直近の２年は、様々な制約ありきで我々もこのお祭りを何とか必死に紡いできた部分が多かったのですが、今年はそれらの制限がありません。前年度から紡がれてきた伝統をそのまま踏襲するのではなく、「暁(はじまり)」の意味の通り、自由に、自分たちならではの進化に挑戦するという決意を表現しました。生駒祭も一度は全てオンラインになり、一昨年・去年はそこから少しずつ立ち直るかのように、必死で「コロナ前の状況に立ち戻る」ため邁進して参りました。そして今年。ようやく「いつもの」‥いえいえ、近大史上最高のお祭り•生駒祭ができそうです。どうぞ期待値マシマシで、皆様示し合わせの上ご来場ください。それでは、当日近畿大学東大阪キャンパスで皆様にお会いできますことを実行委員一同、心より楽しみにしております。